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デルとアセンテック、NexentaStorを利用したSoftware Defined Storageソリューション

 デル株式会社とアセンテック株式会社は20日、アセンテックが取り扱う米Nexenta Systems(以下、Nexenta)のSoftware Defined Storage(SDS)製品「NexentaStor」と、デルのx86サーバー「Dell PowerEdge R720」を組み合わせたユニファイドストレージソリューション「DELL-Nexentaアプライアンス」を、同日より販売開始すると発表した。

 このソリューションは、デルのPowerEdge R720サーバーにNexentaStorを導入したソリューションで、SAN(FC/iSCSI)およびNAS(NFS/CIFS/SMB)として利用可能。デルとNexentaによるドライバレベルの検証済み構成となっており、構成とサイジングがあらかじめ行われ、パフォーマンスと容量が最適化されている。これにより、仮想環境など高いパフォーマンスの要求される環境でも利用できるという。

 また、44~960TBの物理ストレージ容量を持つさまざまなラインアップを用意するほか、パフォーマンスを必要に応じて拡張可能な柔軟性を備えているので、要件の変化に対応した適切なパフォーマンスを提供できるとした。さらに、無制限のスナップショットとクローニング、ブロック/ファイルベースのレプリケーション、インライン重複排除、包括的な管理機能なども備えているとのこと。

 なおストレージ部分はZFSテクノロジーを採用し、SSD/HDDのハイブリッド構成に対応。単一障害点のないHAクラスタ構成になっており、強力なチェックサムによるデータ保護機能と、Copy-on-writeによるデータ整合性/信頼性なども備えている。

石井 一志