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独Steganos、VPNインターネット接続保護ソフトの新バージョン、値下げも実施

 独Steganos Softwareは1日、VPNインターネット接続保護ソフトの新バージョン「Steganos Online Shield VPN」を発売した。

 Steganos Online Shield VPNは、PC向けに提供していた「Steganos Online Shield 365」と、Android向けに提供していた「Steganos Online Shield」の後継製品。アメリカ、イギリス、シンガポールなど10カ国のIPアドレスが利用でき、SpotifyやPandora、Netflixなど通常では日本からアクセス出来ないサイトへのアクセスが可能になる。

 閲覧するウェブサイトでユーザー個人が特定されないSteganosの最新VPN技術「Steganos Internet Anonym VPN」を採用。256ビットAES対応の暗号化技術を採用し、インターネット接続を保護。Steganos開発の「マルチプレックス・エンジン」で、消費電力を抑えつつ匿名化するフィルタリングの処理スピードを高速化した。ほとんどのバナー広告をブロック、読み込み時間を短縮する。

 また、「Tweet」や「いいね!」ボタンを除去して履歴トラッキングを防止するほか、ウェブサイト側による閲覧行動の監視を阻止するために、終了時にすべてのクッキーの削除とアカウントのログオフ、ブラウザー情報の匿名化など、匿名性と安全性を高める機能を追加した。

 対応OSは、PC版ではWindows 8.1/8/7/Vista、Android版ではAndroid 4.0以上。1ライセンスで最大5台まで利用できる。月500MBまでは無料で利用可能。容量無制限版の価格(税込)は、PC/Android版ともに1年間のライセンスで3980円。PC版は以前の5122円から値下げとなる。また、Android版は月額350円のメニューも用意される。なお、8月31日までキャンペーンとして2980円で提供する。

山川 晶之