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OKI、3D LiDARセンサーによる「ホーム転落検知サポートシステム」を鉄道事業者向けに本格展開
2026年4月16日 13:07
沖電気工業株式会社(以下、OKI)は15日、3D LiDARセンサーを用いて駅ホームの危険事象を検知する鉄道事業者向けソリューション「ホーム転落検知サポートシステム」の本格展開を開始したと発表した。
「ホーム転落検知サポートシステム」は、駅ホームにおける転落やホームと列車の隙間への挟まりなどの危険事象を、3D LiDARセンサーでリアルタイムに検知するソリューション。レーザーで高精度に計測した空間情報からターゲット物体を検出する仕組みにより、3次元空間上の物体をセンチオーダーで位置検出でき、ホームと列車間など、狭いエリアにいる人間も区別可能という。
また、危険事象を検知した際には、駅ホーム上の信号設備などと連携して列車の運転士・車掌や駅係員へ即時に異常を通知できるので、危険事象の見落としを防止でき、現場での安全確保・安全確認業務を支援するという。
加えて、監視は列車の在線・非在線時を問わず可能なため、無人駅、あるいは省人化が進む駅でのホーム監視の自動化といった分野でも活用が期待されているとのこと。
なお、システムは3D LiDARセンサーと制御部(サーバー機器)のみで構成されるため、大規模な設備は不要。3D LiDARセンサーの取付と配線工事のみで容易に設置できることから、工事コストも低減可能とした。
現在、OKIは名鉄EIエンジニア株式会社と協業し、このシステムを名古屋鉄道株式会社(名鉄)の鉄道駅3駅で運用しているとのことだ。
