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NTTコムウェア、MITB攻撃対策製品「FFRI Limosa」を独占販売

 エヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社(以下、NTTコムウェア)は25日、株式会社FFRIと、同社のMITB(Man In The Browser)攻撃対策製品「FFRI Limosa」について、独占販売契約を締結したと発表した。

 MITB攻撃では、例えばネットバンキング利用者の端末に送り込んだマルウェアでWebブラウザを不正に操作して偽画面を表示させ、認証情報を盗聴したり、送金情報を改ざんして不正送金を行ったり、といった被害が生まれている。

 しかしFFRI Limosaでは、ユーザーのWebブラウザを“セキュアブラウザ”化することで、ほかのプロセスからの干渉を防げるため、たとえPCがマルウェアに感染していたとしても、マルウェアによる介入をブロックした安全なブラウジング環境を実現できるという。

 しかも、多くのネットバンキング向けの端末用セキュリティ対策製品と異なり、ユーザーがFFRI Limosaを導入しているサイトにログインする際に、自動的に保護モジュールをダウンロードしてWebブラウザに適用する仕組みを採用しているため、ユーザーへ負担をかけない点もメリットとのこと。

 また今回は、株式会社阿波銀行が、ネットバンキングサービス「ai-mo」において、不正送金被害からユーザーを保護するためにFFRI Limosaを採用し、7月1日より提供開始することも発表された。

 なおNTTコムウェアでは、電子透かしにより不正サイトへのアクセスを抑止するフィッシング対策ソリューション「PHISHCUT(フィッシュカット)」とFFRI Limosaを組み合わせ、ネットバンキング利用者の安全性をさらに高めるソリューション提供に取り組むとのこと。同社では、金融機関を中心に、今年度に約20企業への導入を目指すとしている。

(石井 一志)