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ヤマハ、ファイアウォール「FWX120」のメールセキュリティ機能を12月より提供

クローズドβテスターを7月に募集

 ヤマハ株式会社は5日、ファイアウォール「FWX120」のオプション機能として、「メールセキュリティー」機能をライセンス販売すると発表した。マカフィーとの連携によって実現する機能で、有償での販売に先立ち、クローズドβテストの参加者を7月より募集開始する。

 FWX120は、主に小規模ネットワークでの利用を想定したファイアウォール。ファイアウォールやIPsec/L2TP VPNなどの機能を標準で備えているほか、有料オプションとして、デジタルアーツ、ネットスターの外部データベースを利用したURLフィルタリング機能も提供されている。

 今回発表された「メールセキュリティー」機能は、マカフィーのセキュリティエンジンを利用して、メールのウイルス対策とスパム(迷惑メール)対策を提供するもの。FWX120のファームウェアに機能が組み込まれるほか、クラウド環境と連携して脅威の検知を行うという。

 FWX120配下の端末とメールサーバーの間で送受信されるメールは、FWX120を経由してヤマハが設置するセキュリティクラウドへ転送され、そこで添付ファイルのウイルススキャンが実行される仕組み。

 またメール本体は、セキュリティクラウドからマカフィーが設置するGTI(Global Threat Intelligence)に転送され、そちらでスパムメールの判定が行われる。こうしてチェックされた結果は、セキュリティクラウドおよびGTIでのスキャンが完了した後に、FWX120に通知されるとのこと。

 有料ライセンスの販売は12月から開始される予定だが、それに先立ち、7月1日〜31日まで、クローズドβテストへの参加者が募集される。実施期間は9月2日から3カ月間で、多数の同時接続状況下での負荷検証など、システム負荷の検証が行われるとした。

 参加資格は、ヤマハネットワークエンジニア会の会員であること(入会無料)、FWX120をすでに所有しており設定を自ら行えること、ブロードバンド回線契約を締結済みであること、この機能を積極的に使用し、不具合情報をヤマハに提供できることなど。応募時に入力した内容をもとに選考され、当選者のみにメールで通知される。

 なお、応募方法はヤマハのネットワーク機器ホームページ、ヤマハネットワークエンジニア会、rt100i-usersメーリングリスト、特設ブログ「ヤマハの音とネットワーク製品を語る」などで、募集開始時に告知されるとのことだ。

(石井 一志)