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Ruby on Railsのソースコードを自動レビューしてくれる「SideCI」

 株式会社アクトキャットは、ソフトウェアエンジニアに特化した開発効率化支援のための継続的インテグレーションサービス「SideCI」ベータ版の提供を開始した。

 エンジニアの仕事の一部をCIサービスが代行し、エンジニアの仕事量を削減、よりクリエイティブな仕事に集中してもらうサービス。当初はGitHub上で開発しているRailsプロジェクトのコードを対象に自動レビューし、セキュリティホールの検知やバグを生む可能性の高いコードの指摘、不具合などでアップデートの必要があるライブラリの検知などを行う。

 ユーザーはGitHubにログインし、SideCIにレビューしてほしいプロジェクトを選択、保存するだけでセットアップが完了。その後は、コードが更新されるたびにSideCIがコードをレビュー・指摘する。

 すべてのレビュー結果、レビューによって検知したセキュリティホール数の推移などをダッシュボード画面からいつでも確認可能。GitHubと強力に連携しており、GitHubにPushされたコードの問題のある部分に対して、直接GitHub上にコメントを行う。このため、SideCIダッシュボードを継続的に見に来る必要もなく、エンジニアの作業負荷は大幅に削減されるとしている。

 今後は、機能の改善、テストやデプロイの自動化などの機能追加、Ruby以外のプログラミング言語への対応などを行っていく。

川島 弘之