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ストレージ仮想化ソフト「VVAULT 6.3」、「ニフティクラウドストレージ」にも対応

操作画面

 株式会社オレガは23日、ストレージ仮想化ソフトの新版「VVAULT 6.3」を発表した。製品サイトでダウンロード提供を開始している。

 VVAULTは、Windows上で複数のストレージを統合して仮想ドライブを構築するソフト。既存ファイルサーバー/NASから1クリックでデータ移行する「クイックマイグレーション機能」、仮想ドライブの状態を監視して差分データを自動バックアップする「ライブバックアップ機能」、障害を検知して自動的にデータを復元する「ライブリカバリ機能」、ストレージのデータ変更をすべて蓄積して任意の時点に即時復元できる「タイムマシーン機能」、VVUALTサーバー間での「レプリケーション機能」などを備える。

 新版では、接続先クラウドストレージとして「ニフティクラウドストレージ」に正式対応した。「Amazon S3」(AWS)、「Bizホスティング Cloudn Object Storage」(NTT Com)に次ぐ3社目の接続対応クラウドストレージとなる。

 今後、オレガとニフティの両社は、「ニフティクラウドストレージ」を利用したオンプレミスファイルサーバーのクラウド移行や、BCP/DRシステム構築などについて検証を進めるとしている。

「VVAULT 6.3」を利用したクラウド構成例

川島 弘之