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JBCC、クラウド事業体制を強化~クラウドコンサル認定技術者を300人養成へ

 JBCC株式会社は9日、2014年度から、クラウド事業の販売・サービス体制を強化すると発表した。顧客企業に適した機能・サービスをさまざまな形態で提供することが目的で、アプリケーションのクラウド化だけでなく、セキュリティや運用監視までをトータルにサービス化することで、クラウド環境独特のわずらわしさから顧客企業を解放するとのこと。

 クラウド基盤としては、Amazon Web Services(AWS)やIBMのSoftlayerを採用。業務ソリューションや医療・公共向けなどのソリューションを軸に、BIソリューションセキュリティソリューション、およびそれらの運用監視サービスを、ニーズに応じて組み合わせるという。

 また、ワークスタイルの変革を見据えたモバイルソリューションの活用を推進するほか、デジタルサイネージ「mot!VISION」の機能強化やクラウド配信サービスなどのデジタルコンテンツ事業を拡充し、企業の成長を支援するとのこと。

 なおクラウド事業の強化にあたって、クラウドコンサルティング認定技術者を今年度300人以上養成するとともに、クラウドやモバイルを意識したアプリケーション開発スキルも拡充するとしている。

 こうした施策によりJBCCは、クラウド関連事業で、2014年度には50億円、2016年度に150億円の事業規模を目指す。

石井 一志