日本ラッド、NTT Comの「Cloudn」上からビッグデータ解析基盤を提供

　日本ラッド株式会社は1日、NTTコミュニケーションズ株式会社（NTT Com）が提供するパブリッククラウド「Cloudn」上に、ビッグデータ解析基盤を構築する「ビッグデータ解析クラウド」のサービス提供を開始した。

　同サービスは、Hadoop・Erlang・Riakなどのビッグデータ最新技術を採用し、NTT ComのCloudn上にビッグデータ解析基盤を構築するもの。外部システムのデータを取り込んでデータベースに蓄積し、そのデータを外部システムと連携できるほか、各種統計ツールやオプションのテキストマイニングツールで解析・可視化が行える。

　日本ラッドは「ビッグデータ解析クラウド」を顧客の要望に応じてカスタマイズし、構築から運用までのワンストップソリューションとして提供する。一方のNTT Comは、同サービスを「セールスパートナーコラボレーションサービス」の1つとして展開する。

　なお、同サービスは自治体向けオープンデータクラウド案件での採用が決定しているとのこと。日本ラッドは今後1年間で10件の受注を目指す。