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リコーと独SAP、両社の技術を連携させたソリューションを共同開発へ
第1弾は国内市場向け、年内の提供を目指す
(2013/7/22 12:40)
株式会社リコーと独SAPは22日、両社の持つ製品・技術を連携させたソリューション提供で協業すると発表した。その第1弾として、国内市場向けに両社の連携ソリューションを提供するという。
デジタル複合機事業を中核に、RFIDソリューションなどを展開しているリコーでは、製品だけでなくサービス事業の強化を進めてきた。一方のSAPは、インメモリデータベース「SAP HANA」を中核に、ビッグデータの活用やビジネスプロセスの最適化により、企業の競争力を強化のための製品・ソリューションを提供している。
こうした両社の強みを組み合わせることで、例えば、複合機やプリンタとSAP ERPを連携させた業務改善や、ICタグを活用したビジネスプロセスの効率化といったソリューションが顧客に提案できるようになるという。
今回は連携ソリューションの第1弾として、受発注、購買、会計、人事、製造、マーケティングなどの分野において、顧客企業の業務改善を実現するソリューションを提供するとのこと。このソリューションは、SAP内の開発センター「SAPグローバル協同開発センター(COIL Tokyo)」にて稼働検証を実施し、年内の提供開始を目指して開発が進められている。