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リード・レックス、クラウド型デジタルサイネージ「mot!VISION」

 株式会社リード・レックスは、クラウド型デジタルサイネージシステム「mot!VISION」を7月1日より提供する。

 mot!VISIONは、クラウド型システムとAndroidによるコンテンツ再生端末を活用するデジタルサイネージシステム。利用者はクラウド型システム上で、コンテンツライブラリ管理、再生スケジュール設定、稼働監視が行える。インターネット回線を経由してコンテンツ再生端末へコンテンツと再生スケジュールを配信する。

 チェーン店舗や公共施設などデジタルサイネージの多拠点設置に最適。機能としては、設置場所、時間帯で放映コンテンツを自在にコントロールできる2種類の配信モードを搭載。1つ目が「番組表グループ配信」で、本部PCのWebブラウザ上で番組表を作成し、時間帯、曜日を指定してコンテンツ配信、および地区や販売促進を行う店舗などでグループを指定してコンテンツ配信が可能。2つ目が「今からここだけ配信」で、特定の端末だけに期間限定でコンテンツ配信が可能。

 コンテンツ再生端末としては、Androidベースでさまざまなディスプレイに接続可能な小型端末が提供される。基本はセットトップボックス型だが、商品陳列棚への設置に最適な電子POP型、タブレット型など用途に応じて選べる。

 料金は、利用機能、台数、コンテンツ配信容量に応じた月額制で、試験フェーズから大型運用など柔軟に対応する。価格はオープン。リード・レックスでは、2016年度までにコンテンツ再生端末1万台の販売を目指す。

川島 弘之