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ネットワン、“ワークスタイル変革”を社員が実践する様子を顧客に公開

丸の内新本社オフィス内に「Innovative Office 見学エリア」を新設

ビジネス推進グループ 第2製品技術部長の松本陽一氏

 ネットワンシステムズ株式会社(以下、ネットワン)は15日、次世代ICT基盤の利活用シーンを体感できるデモ施設「ソリューション・ブリーフィング・センター(以下、SBC)」を東京・丸の内の新本社オフィスに移転し、20日よりリニューアルオープンすると発表した。併せて、同社社員が“ICTを利活用した、人を中心とする新しいワークスタイル”を実践する様子を顧客に見せる、約1200平方メートルの「Innovative Office 見学エリア(以下、見学エリア)」を新設する。

 SBCは、メーカー単独では実現不可能なマルチベンダーの次世代ICT基盤の利活用シーンを体感できるデモ施設。2012年7月の開設以来、9カ月で延べ150社を超える顧客が訪れ、40件以上が具体的に案件化しているという。

 デモメニューは、“ワークスタイル変革”と“データセンター”の2つのカテゴリのソリューションを、“エグゼクティブ層”“情報システムマネジャー層”“現場担当者層”の3つの階層の要望に分けて構成。

 今回のリニューアルでは、より多くの顧客を案内するためにデモルームを2カ所に増設するとともに、最新技術を反映したデモメニューとして、「ポストPC時代のワークスペース」「仮想マシンのクラウド間移行」「SDNを用いた仮想データセンターの運用効率化(6月追加予定)」を新たに加えた。

SBCのリニューアルと見学エリアの新設
SBCでのデモメニュー

 ここで紹介するのは最先端の技術を活用したデモだ。これに加えて、新たにオープンする見学エリアによって、デモンストレーションにとどまらず、ICT導入後の現実的な利活用イメージも顧客につかんでもらう。

 見学エリアは1200平方メートルのスペースに、移動中・在宅勤務・グループディスカッションなどのシチュエーションを想定したゾーンに分けたオフィス空間となっている。

ゾーン名称ワークスタイルイメージ
Open Cafe外出先で次の訪問までの時間を使って顧客への提案内容と要点を確認
Traveler Lobby移動の合間を使い同僚のプレゼンスを確認して電話やチャットで連絡
SOHO仮想デスクトップと在宅勤務により、集中して資料を作成。同僚との急な打合せや顧客への技術説明にはビデオ会議で参加
Camp Fireブレインストーミングやワークショップなどアイデアを生み出すグループミーティング
Moment Avenue複数のメンバーで意見を出し合い、Web/ビデオ会議で通じてドキュメント化。周りを通る社員も参加し、別の切り口で意見を追加
Copass Seat弧を描くテーブルでそれぞれの企画書・アイデアをまとめる
Nomad企画や資料がまとまった段階でグループで集まって確認。集中したいときはパオで囲われた空間に入って議論
Theaterグループでまとめた企画・提案資料などの成果を発表
Phone Booth顧客の要望を電話やWeb会議で資料共有しながら確認

 このゾーン別ワークスタイルは、無線環境と仮想デスクトップを前提として、BYOD、プレゼンス確認、電話・メール・チャット、Web会議・ビデオ会議・資料共有などのICTツールを利活用することで実現している。

 さらに特徴的なのは、同社の社員100名がこの空間で実際に日々の業務を行っていることだ。顧客が見学にきた時だけ働いているふりをするのではなく、実際の使用シーンを見せることで、具体的な活用方法や効果を実感できるとしている。

見学エリアの見取り図
Traveler Lobby
Open Cafe
Camp Fire
Moment Avenue
Compass SeatとShop
SOHO
Park

 ビジネス推進グループ 第2製品技術部長の松本陽一氏は、SBCのポイントとして、「製品がリリースされる前から検証を行い、ネットワンならではの先見性と技術力で顧客ニーズを具現化する。この場所でできることは地方拠点でも可能で、全国のお客さまにマルチベンダーで複数の製品を組み合わせた大規模な環境を体感していただける」と説明。

 また、社員が実際に働くことで“POC(Proof of Concept)”の役割を果たす見学エリアを新設したことで、「ネットワンがまず先進ITを“実践”し、効果を“実感”。それをお客さまにも“体感”いただき、ネットワンとともに“実現”する。そういった価値が提供できる」(松本氏)とした。

(川島 弘之)