アシスト、勤怠管理システムにPostgreSQL 8.4を採用


 株式会社アシストは21日、勤怠手続きのワークフロー化やペーパーレス化に関する課題を解決するため、株式会社マインドのオープンソース人事・給与・勤怠システム「MosP(モスプ)」の勤怠管理システムを導入したと発表した。またバックエンドのデータベースとしても、オープンソースのPostgreSQL 8.4を採用している。

 勤怠管理システムはその性質上、約830名の従業員が就業開始時に同時アクセスするため、その負荷に対応するために、アシストが提供する「PostgreSQL技術支援サービス」のノウハウを適用して構成設計やチューニングを実施。就業開始時を想定した高負荷時でも、要求される応答性能を満たせることを確認したという。

 さらに、社内の「スケジュール管理/営業支援システム」で採用されているOracle Databaseとのデータ連携機能が実装されているので、有給休暇や出勤/退社管理などのシームレスな連携も行っていくとのこと。

 なおアシストでは、8月を平行稼働期間として、9月から新システムに移行する予定。今後は、PostgreSQL 9.1から実装された同期レプリケーション機能を利用し、大阪に設置されている予備サーバーと同期させる災害対策や、待機系サイトのホットスタンバイ機能により勤怠集計処理/勤怠レポート処理などを待機サーバーに負荷分散させる仕組みも実装するとしている。

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