日商エレ、マルチデバイス対応オンラインストレージ「Oxygen Cloud」


 日商エレクトロニクス株式会社(日商エレ)は10日、米Oxygen Cloudが提供するマルチデバイス対応オンラインストレージサービス「Oxygen Cloud」の国内提供を発表した。新しいライセンス体系・価格を定め、パートナー企業も募集する。

 Oxygen Cloudは、Windows/Mac OS/iOS/Android端末からアクセスできる企業向けオンラインストレージサービス。マルチデバイス間でのファイル共有環境を簡単に実現する。企業の利用を前提とするため、データ・通信のセキュリティ、利用者のアクセスコントロールを重要視。データ保存先としてはパブリッククラウドのほか、企業がすでに保有しているオンプレミスのストレージシステムを利用することも可能という。

 ライセンス体系は、「Free Grid」「Team Grid」「Enterprise Grid-100」の3種類。Free Gridはユーザー数無制限、容量5GB、共有スペース1個までで無償。Team Gridは、ユーザー数無制限、容量100GB、共有スペース10個で月額9000円。Enterprise Grid-100はオンプレミスとの接続に対応し、ユーザー数無制限、共有スペース25個で年額144万円。なお、ここでの共有スペースとはOxygen Cloudが提供するストレージスペースのトップディレクトリ直下に置かれるフォルダで、ユーザーのアクセスコントロールを設定できる。

 日商エレはソリューションパートナー、アプリケーションパートナーのプログラムを設定し、パートナーの募集も行う。

関連情報
(川島 弘之)
2012/4/10 12:46