「GMOクラウドPublic」マルチロケーションサービスを開始、サンノゼ拠点が選択可能に


 GMOクラウド株式会社は30日、パブリッククラウドサービス「GMOクラウドPublic」で、新たに米国カリフォルニア州サンノゼにデータセンターを用意し、日本(東京)とサンノゼの2拠点から選べるマルチロケーションサービスを開始した。

 「GMOクラウドPublic」は、1時間単位でCPUやメモリ、ディスクなどのリソースの増減が可能な、自由度の高いリソース提供型クラウドサービス。従来の東京拠点に加え、サンノゼ拠点も利用可能となり、海外でのビジネス展開や、災害リスクに備えた遠隔地でのバックアップなどの用途に対応。東京とサンノゼの複数拠点を利用の場合でも、管理画面の「クラウドポータル」から一括管理が行える。

 サンノゼ拠点のクラウド環境には、ハイパーバイザーとして「Xen」を採用。サンノゼ拠点を利用する場合でも、電話やメールでの日本語サポートを無料で利用できる。

 サンノゼ拠点の料金プランは、1カ月単位で利用可能な月額課金プラン8種類と、最短1時間から利用可能な従量型課金プランの9種類。月額課金型で最も安い「パック1」は月額2900円で、仮想CPU1コア、メモリ2GB、ディスク容量20GB、バックアップ容量10GB、グローパルIP×1。リソースの追加料金は、仮想CPUが1時間0.4円/1コア、メモリが1時間2.048円/1GB、ディスク容量が1時間0.042円/1GB、バックアップ容量が1時間0.05円(いずれも稼動時の料金)。

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