Microsoft、IE10メトロスタイル版の操作を紹介
米Microsoftは13日、「Windows 8」のコンシューマプレビュー版に同梱されたInternet Explorer 10(IE10)メトロスタイル版の特徴について、同社公式ブログで紹介した。詳細な解説と同時に、スクリーンショットや、英語で説明された動画を視聴することもできる。
Internet Explorer 10(IE10)メトロスタイル版 |
IE10では、メトロスタイルを使用しない従来バージョンと似たデスクトップ版と、タッチ操作を使用するメトロスタイル版が用意される。今回紹介されているのは、タッチ操作を使用するメトロスタイル版IE10である。
メトロスタイル版では、ハードウェアアクセラレーションを使用し、ページ読み込み、画像表示、レイアウトを非常に高速に行うことが可能だ。タブは普段は表示されずに必要な時にせり出すため、メインコンテンツを邪魔されずに広い画面で見られる。また、スワイプで戻る/進む、ダブルタップでズームし、もう一度ダブルタップすると元に戻る操作を行える。Windows 8で導入された「チャーム」機能によって、ブラウザ画面を離れずにサイト共有やメール送信が可能だ。
このほか、アプリと同様に、スタート画面にサイトをピン留めし、コンテンツのアップデートがタイルに表示されるよう設定できる。
必要な時にせり出してくるタブ |
Windows 8の「チャーム」機能により、ブラウザ画面を離れずにサイト共有やメール送信が可能 |
スタート画面によく見るサイトなどをピン留めし、コンテンツのアップデートをタイルに表示可能 |
こうした操作は、いずれもマウスとキーボードもサポートしている。操作を支援するために、URL入力のサジェストや通知機能など、デスクトップ版ブラウザで普段経験している機能も利用できる。
これまでは、タブレットやスマートフォンなどではタッチ操作、デスクトップPCではマウスとキーボードという操作の「使い分け」が存在した。しかしWindows 8では、どちらかに限定されることがなく、いずれの操作方法でもデスクトップ版のパワーを利用できることになる。
IE10では、これ以外にもWindows Storeとの連携、改良された数々のセキュリティ機能を搭載している。