NEC、OSSミドルウェアのサポートサービスを強化
NECはOSSミドルウェアのサポートサービスを強化し、2月1日より提供する。具体的には、OSSミドルウェアのサービスを体系化した「OSSミドルウェアサポートサービス」を強化するとともに、ミラクル・リナックスとメンテナンスパートナー契約を締結し、運用監視ソフト「Zabbix」のサポートサービスを2月1日より提供する。
「OSSミドルウェアサポートサービス」では、サービスメニューを拡充。マシン導入前にシステム設計のコンサルティングを行う「OSSプロフェッショナルサービス」を新設する。また、マシン導入前の「OSS構築サービス」およびマシン導入後の運用を支援する「OSS保守サポートサービス」において、「Zabbix」などのOSSに対応する。Zabbixサポートサービスの価格は45万円(50台まで)から。
このほか、大規模システムに適した柔軟な価格設定も行う。従来のサーバー単位での価格設定に加え、同じ業務用途や設定のサーバー群単位に課金する価格設定を新設。特に大規模システムや仮想・クラウド環境などにおけるユーザーの費用負担を軽減する。問い合わせについても、従来の定額制に加え、問い合わせ回数に応じた価格設定も新設する。
また、OSSミドルウェア構築においてあらかじめ検証したOSSの設定でシステム構築を行う「レディメイドSIサービス」も提供。第1弾として、「Zabbix」や「Hinemos」などを利用した運用・監視システムを構築する「システム監視基盤構築サービス」を2月1日より提供する。価格は120万円(15台まで)から。