OBC、小規模法人に特化した業務ソフト「奉行Jシリーズ」~第1弾の会計ソフトを4月に発売
株式会社オービックビジネスコンサルタント(以下、OBC)は23日、小規模法人向けの業務ソフト「奉行Jシリーズ」を発表した。その第1弾として、会計ソフト「奉行J-会計編」を4月に発売する。
「奉行Jシリーズ」は、小規模法人での利用に特化した業務ソフト。多忙な小規模法人の運用に焦点を当てており、会計事務所とのネットワークを活用して、小規模法人の自計化を支援するという。
例えば、今回提供される「奉行J-会計編」では、会計に不慣れなユーザーが直観的に操作できるよう、操作性を追求しているのが特徴で、小規模企業で利用されている「帳簿」にあわせた入力方法を採用。現金/預金出納帳、売掛/買掛帳など、複数の帳簿入力方式に対応する。また、定型仕訳などの仕訳パターンによる簡便性をあわせて提供し、仕訳に不慣れな担当者でも入力できる、容易なインターフェイスを搭載したとのこと。
提供はオンラインダウンロードで行い、いつでもソフトを試用可能。購入を決断した場合にはその場で即時にライセンスを発行できるため、すぐに正式版として利用を始められ、導入後の操作についても、クラウド環境からチュートリアルや導入手順の動画を無償で提供するなど、誰でも簡単に導入できるような支援を行うという。加えて、企業の成長に伴ってソフトも段階的にアップグレードでき、上位製品である「奉行 iシリーズ」「奉行V ERP」へのアップグレードに対応している。
また、奉行Jシリーズに標準搭載される「奉行iメニュー」により、導入後の操作のQ&Aから税制改正情報・プログラムの更新情報まで、各種情報を一覧化して表示することで、さまざまな情報の入手やサポートセンターとの情報交換、最新プログラムの提供などを容易に行えるとした。
なお、奉行Jシリーズは、小規模法人のユーザーの操作性だけでなく、そうした法人を支える会計事務所の操作性も考慮されており、データのメンテナンスや確認など、さまざまな支援業務を考慮して設計されている。
「奉行J-会計編」の予定価格は、初期費用が2万円、年間利用料が4万円から。OSは、Windows 7/Vista SP2以降に対応する。