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オレンジソフト、添付Web DLに対応したメール誤送信防止アプライアンス

 株式会社オレンジソフトは11日、メール誤送信防止アプライアンスの新版「BRODIAEA safeAttach Version 4.0」を発表した。同時に仮想アプライアンスモデルのラインアップも拡充。1月より出荷を始める。

 BRODIAEA safeAttachは、添付ファイルの自動暗号化、BCC化によるメールアドレス漏えい防止、メールの一時保留など複数の誤送信対策をまとめたアプライアンス製品。

 新版では、添付ファイルダウンロード機能を搭載した。メールの添付ファイルをWebからダウンロードする機能で、受信側のメールサイズ制限などで送信できなかった大容量ファイルの受け渡しが可能になるとしている。ダウンロード待ちのファイルは、簡単にユーザー・管理者から取り消しすることも可能。また、添付ファイルのサイズによって、パスワード付きZIPにするか、ダウンロードにするかをルール化できるため、小サイズのファイルまでダウンロードさせる手間を省けるという。

 そのほか、日本語・英語の「国際化対応」、メール配送・取り消し・パスワード送信などの操作をメール送信後に送られる通知メール内のリンクから1クリックで行える「1クリック操作」、保留中のメールに関して、メール確認画面から添付ファイルの内容を確認できる「添付ファイル内容確認」、保留メールやダウンロードファイル用の保存領域を外部HDDなどに切り替え可能な「外部データストレージ連携」といった機能を追加した。

 新版の投入に合わせて、仮想アプライアンスモデルのラインアップを拡充。必要とするリソース(メモリ容量、HDD容量、処理可能なメールサイズ上限)によって選択できる2モデル構成として、従来モデルでは割引も行う。

 価格は、物理アプライアンスのベースモデル「BRODIAEA safeAttach STD」が180万円(税別)、上位モデル「同 HX2」が300万円(同)。仮想アプライアンスのベースモデル「BRODIAEA safeAttach VM STD」が120万円(同)、上位モデル「同 VM HX2」が200万円(同)。