NEC、380Vの高電圧直流給電に対応したブレードサーバー
Express5800/SIGMABLADE-M(DC380V対応) |
日本電気株式会社(NEC)は15日、高電圧直流(HVDC)給電システムに対応したブレードサーバー「Express5800/SIGMABLADE-M(DC380V対応)」を発売した。
NECが新開発した筐体内蔵型のDC380V電源ユニットを搭載。高電圧直流給電システムからDC380Vで直接受電できるのが特長。従来必要だった交流(AC)と直流(DC)の変換で生じる電力の無駄をカットできる。具体的にAC100~200V方式と比べて最大20%削減可能という。
すでに製品化済みのHVDC 380V対応ストレージ「iStorage Mシリーズ」と組み合わせることで、HVDC 380Vによるシステムを構築できる。給電方式を統一することで、データセンターにおける電源設備を集約でき、設備投資やスペースも削減できるという。