ウイングアーク、モバイル対応ビジネスダッシュボード「MotionBoard +Mobile」

iOS/Android端末から迅速に意志決定


 ウイングアークテクノロジーズ株式会社(以下、ウイングアーク)は30日、モバイル対応のダッシュボードソリューション「MotionBoard +Mobile」を発売した。価格は1500万円(税別)/CPUから。

 MotionBoard +Mobileは、情報を可視化しビジネスの価値を高めるダッシュボードソリューション。オフィス環境におけるPC上での情報活用に限らず、移動中や外出先でもモバイルデバイスから必要な情報を瞬時に得ることができ、ビジネスにおける迅速な意志決定を支援する。

 特長は、独自技術「W-IMO(Double In-Memory OLAP)テクノロジー」。サーバーとクライアントエージェント双方にインメモリのOLAPエンジンを搭載することで、高速・オフラインでのデータ活用を実現している。また、「超高速チャート描画テクノロジー」による描画機能により、複雑なチャートやグラフの描画もストレスなく行える。対応データソースは、Dr.Sum EA、Oracle Database、Microsoft SQL Server、IBM DB2、MySQL、CSVファイルなど。

 このほか、ダッシュボードに表示されたグラフの中で、注目すべき項目や個所を点滅させたり、浮き出させたり、飛び出させる「主張型アラート」で、データのどこを確認すべきか一目で分かるインターフェイスも特長だ。

 8月22日にPC版が発表されたが、今回はPCのほか、iOS/Android端末に対応した。モバイルデバイス、クラウド環境への最適化を前提に開発された専用アプリにより、タッチパネルでの最適なナビゲーションと快適な操作感を実現したとする。

 W-IMOテクノロジーのクライアントキャッシュ技術も実装し、通信環境に左右されることなくオフラインでも情報の利活用が可能。キャッシュファイルは独自暗号化され、アクセスコントロールによりセキュアな環境で運用できる。また、自動ログアウトやキャッシュデータの保持期間など、運用用途に応じた柔軟なセキュリティ環境設定が可能。

 価格は1500万円(税別)/CPU。PC版の「MotionBoard」が1000万円(税別)/CPUで、差額を支払って「MotionBoard +Mobile」へアップグレードすることも可能。

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