サイボウズ、クラウド版「Office 9」と「Kintone」販売開始
cybozu.com Store画面 |
サイボウズ株式会社は21日、独自クラウド基盤「cybozu.com」で運用するクラウド版「サイボウズ Office 9」とPaaS「Kintone」を発売した。両サービスともクラウドサービスのオンラインストア「cybozu.com Store」、またはクラウド版を扱うサイボウズ公式販売パートナーを通じて販売する。
cybozu.comで提供されるサービスは、従来のパッケージ製品のようにサーバーやOSを用意することなく、セキュリティ対策も含めて、アカウント登録後に迅速に利用を始められるのが特長。オンラインストア「cybozu.com Store」では、セキュリティのメニューや利用ユーザー数、ディスク容量、利用サービスの追加などのサービス内容を24時間いつでも設定できる。ユーザー数は「サイボウズ Office」「kintone」ともに最低5ユーザーからで、6ユーザー目以降は1ユーザー単位で契約が可能。
クラウド版「サイボウズ Office 9」のユーザーあたりの価格は、スタンダードコースが月額500円(税別)/年額5880円(同)。スタンダードコースの機能に加えてカスタムアプリ機能も利用できるプレミアムコースが月額800円(同)/年額9405円(同)。プレミアムコースについては2012年3月末まで月額650円(同)/年額7640円(同)のキャンペーン価格も用意した。2012年1月より、パッケージ版からデータ移行ツールも無償で提供する予定。
PaaS「Kintone」のユーザーあたりの価格は、契約ユーザー数300人以下の場合、月額880円(同)/年額1万345円(同)。301人~1000人の場合、月額835円(同)/年額9815円(同)。