日本HP、Web会議に最適な法人向けオールインワンPCとモニター

　日本ヒューレット・パッカード株式会社（以下、日本HP）は19日、法人向けオールインワンPC「HP Compaq 8200 Elite All-in-One Desktop PC（以下、8200 Elite AiO）」とWebカメラ搭載モニター「HP Compaq 21.5インチワイドWebcamモニター LA2206xc（以下、LA2206xc）」を発表した。同時にWeb会議を低コストかつ容易に導入できるSaaS型オンライン会議ソフト「HP Virtual Rooms」の小規模ライセンスも用意。いずれも10月20日より販売する。

8200 Elite AiO

　8200 Elite AiOは、23型ワイドディスプレイを搭載するオールイワン型PC。第2世代Core iプロセッサを搭載し、処理性能と省電力性に優れるのが特長。従来モデルと比較して33％の消費電力削減を達成している。

　また、フルHD対応23型ワイドディスプレイを搭載しながら、奥行きわずか22cmの省スペースな筐体デザインを採用。Webカメラ、マイク、スピーカーを標準搭載するため、HP Virtual RoomsのWeb会議端末としても最適という。

　そのほか、データ暗号化、デバイスアクセス制御、Webカメラによるログオン時の顔認証機能などを利用できる「HP Protect Tools」を搭載。リモート管理機能のvProにも対応する。

　CPUはCeleron G530/Core i3-2120/Core i5-2400S vPro/Core i5-2500S vPro/Core i7-2600S vProから選択可能。メモリは最大8GB、ストレージは250GB/500GB/1TB SATA HDD、120GB SSDが選べる。価格は7万3500円から。

LA2206xc

　LA2206xcは、720p HD画質のWebカメラとマイク、スピーカーを搭載する21.5型ワイド液晶モニター。チルト（+30～-5°）/高さ（～13cm）/スイーベル（360°）/ピボット（90°）の豊富な位置調節に対応し、長時間利用時の身体への負荷を抑えた。

　また、省電力性と耐久性に優れた白色LEDバックライトを採用し、輝度調節やパワーオフ時間のスケジューリングが可能な「HP Display Assistant」などを搭載している。価格は2万9400円。

　HP Virtual Roomsは、専用サーバーや特別なソフトのインストールが不要で、低コストで導入できるというSaaS型のオンライン会議システム。アプリケーションとデスクトップの共有、1ルーム最大10MBのコンテンツ保存、ホワイトボード、アンケート、サーベイ、チャットなどの機能と、暗号化された通信により、リアルでセキュアなWeb会議を実現する。今回は、少人数のワークグループでも活用できる小規模ライセンスを新たに用意。最大同時接続数5人/15人/25人の3タイプを販売する。

　価格は、5人同時接続ライセンスが1万9950円、15人同時接続ライセンスが5万8800円、25人同時接続ライセンスが9万8700円。