ダイキン工業、ネットワーク・サーバー統合監視ソフト「Orion」を販売開始


 ダイキン工業株式会社は13日、米SolarWindsとパートナー契約を締結し、同社のネットワーク・サーバー統合監視ソフト「Orion」を販売開始したと発表した。

 Orionは、ネットワーク、サーバー、アプリケーション、仮想環境、ストレージをエージェントレスで自動監視できる、統合監視ソフト製品群。ネットワーク監視ソフト「Orion Network Performance Monitor」、ネットワークトラフィック解析ソフト「Orion NetFlow Traffic Analyzer」、アプリケーション監視ソフト「Orion Application Performance Monitor」などがラインアップされている。

 Orionでは、これらの各製品を連携させることで、各製品の管理データを1つのダッシュボード上で統合し、一元管理できる点が特徴。企業は、ネットワークの状況、サーバー、アプリケーション、仮想環境などの状況を、連携した情報として管理可能になるため、複雑化の進むIT環境のさまざまな問題を、短時間で把握し、必要な対応や予防保全など対策が可能になるとのことだ。

 また、導入にかかる時間が短く、最短2時間以内で監視作業を開始できるほか、価格面でも、ハイエンドの他社製品に比べ約10%と、低価格での導入を可能にするとしている。

 ダイキン工業では、2012年3月末までに30社以上への導入を目指す。

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