ゾーホー、クラウド型プレゼン作成ツール「Zoho Show 3.0」


 ゾーホージャパン株式会社(以下、ゾーホー)は29日、クラウド型プレゼンテーション作成ツール新版「Zoho Show 3.0」を公開した。現在はデモサイトにて試用が可能となっており、正式版も近日中にリリースする。

 Zoho Showは、オンライン上でプレゼンテーション資料を作成・公開できる完全無料サービス。PC内にデータを保存していなくても、インターネットさえつながれば、いつでもどこでも利用できる。

 作成した資料は.ppt/.pdf形式でエクスポートでき、.ppt形式のファイルやGoogleドキュメントで作成した資料のインポートにも対応。また、作成した資料をインターネットに公開し、ユーザーを限定して閲覧・共同編集できる。

 新版では、より簡単に、より美しいプレゼンテーションが作成できるよう機能を強化した。Webブラウザの進化のほか、レンダリング、レイアウト、その他技術が進展する中で、これらの技術を最大限取り込み、オンラインでありながらまるでデスクトップアプリケーションのように多彩なビジュアル表現が可能になったとする。

 具体的には、図形や画像の表現方法を改善。ダイナミックな図形機能(多彩な図形挿入や動的なサイズ調整など)、豊富な画像編集機能(明るさ・コントラストの調整、色変更など)、豊富なテキスト編集機能(個条書きオプションの拡張、アラインメント機能、ラインスペース機能)、スライド切り替え/アニメーション機能の拡張、図形の効果(影・反射など)を盛り込んだ。

 また、GoogleのProtocol Buffersをベースに効率的な新ストレージフォーマットを採用し、ネットワークトラフィックも低減している。

 共有機能も強化し、共同編集者が加えた変更をリアルタイムに閲覧できるほか、デスクトップ共有、チャット機能などを利用して地理的に離れた相手にもプレゼンテーションできるようになった。

 正式版のリリースは近日中を予定。それまでデモサイトから試用が可能。日本後字幕付きのビデオツアーも公開している。

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