レノボ、エントリー向けノートPC「ThinkPad X121e」~一部モデルでAMD Fusionを採用
ThinkPad X121e |
レノボ・ジャパン株式会社(レノボ)は5日、エントリー向けノートPC「ThinkPad X121e」を発表した。法人向けに同日より販売開始するほか、コンシューマ向けには、レノボの直販サイトで7月下旬から、量販店で8月中旬から、それぞれ販売が開始される。
ThinkPad X121eは、インテルの第2世代Core iシリーズ、あるいはAMDのFusion APUを搭載するノートPC。中小企業向けモデルと量販店モデルはインテルプラットフォーム、大企業向けはAMDプラットフォームを採用しており、構成が異なっている。
1366×768ドット表示可能な11.6型液晶(LEDバックライト、光沢なし)や筐体サイズは、インテル/AMDの両モデルで差異はない。キーボードはアイランド型(セパレート型)を採用した。
インターフェイスは、USB 2.0×2、Powered USB、アナログRGB、HDMI、1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T、4-in-1カードリーダー(SD/MMC/SDHC/SDXC)、Webカメラ、音声入出力などを搭載する。
価格例として、AMDプラットフォームの大企業モデルの場合、デュアルコアのFusion E-350(1.60GHz、ビデオ機能内蔵)、AMD A50M FCHチップセット、2GBメモリ(最大8GB)、250GB SATA HDD(5400rpm)、IEEE 802.11b/g/n無線LAN、3セルバッテリ、Windows 7 Professional(32ビット)といった構成の「305325J」が7万2450円。バッテリを6セルに変更した「305324J」では7万5600円。
インテルプラットフォームの中小企業モデルでは、デュアルコアのCore i3-2357M(1.30GHz、ビデオ機能内蔵)、インテルUM67チップセット、2GBメモリ、320GB SATA HDD(5400rpm)、IEEE 802.11b/g/n無線LAN、3セルバッテリ、Windows 7 Professional(32ビット)といった構成の「30456GJ」が8万5050円。
インテルプラットフォームの量販店モデルは、Core i3-2357M、インテルUM67チップセット、2GBメモリ、320GB SATA HDD(5400rpm)、Centrino Advanced-N+WiMAX(IEEE 802.11a/b/g/n)、6セルバッテリ、Windows 7 Home Premium(64ビット)といった構成の「30456JJ」が、想定価格8万円前後となっている。
量販点モデルではSSDを標準搭載するものも用意され、「30456JJ」からメモリを4GBへ、HDDを128GB SSDへ変更した「3045RZ6」では、想定価格10万円前後となる。
サイズと重量は、6セルバッテリ搭載時で幅289.6×奥行き208×高さ27.3mm、約1.55~1.56kg。3セルバッテリ搭載時は約1.4kgとなる。
バッテリはリチウムイオンで、バッテリ駆動時間は6セルの場合が約7.7時間、3セルの場合は約3.5~4.1時間。