KCCS、社内文書の電子書籍化と共有を支援するクラウド型ドキュメント配信サービス


 京セラコミュニケーションシステム株式会社(以下、KCCS)は、クラウド型ドキュメント配信サービス「GreenOffice Publisher」を発表した。8月15日から提供を開始する。

 GreenOffice Publisherは、企業内のドキュメントを電子書籍化し配信する、クラウド型のサービス。企業内のビジネス文書や販促資料を電子書籍化し、登録・配信する機能や、配信された電子書籍コンテンツを閲覧するビューア機能などを提供する。ビューア機能では、しおり、メモ、マーカー、ブックマークの挿入に対応するほか、それらの情報を複数のデバイスで共有することもできる。

 また、アクセス制御やDRMによって、コンテンツの不正コピー防止、有効期限管理などを行えるセキュリティ機能も利用可能。さらに、改訂の多い資料を最新の状態に更新する同期機能、モバイル環境に最適化したダウンロード機能、大量のドキュメントから必要なドキュメントを探し出すための全文検索機能なども用意した。

 クライアント端末は、iPad、Android端末、PCをサポート。KCCSでは活用例として、営業担当向けの電子カタログ配信、タブレット端末による会議資料の共有、といった用途を挙げている。

 価格は、最小構成で月額2万円から。年間3億円の売り上げを見込んでいる。


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(石井 一志)
2011/7/5 13:15