NEC、企業向けAndroidタブレット「LifeTouch」に静電容量方式のモデルを追加


クラウドコミュニケーター LifeTouch(写真は抵抗膜方式モデルの発表時のもの)

 日本電気株式会社(NEC)は30日、企業向けのAndroidタブレット端末「クラウドコミュニケーター LifeTouch」において、静電容量方式のタッチパネル(以下、静電タッチパネル)搭載モデルを新たに提供すると発表した。同日より販売を開始する。

 LifeTouchは、800×480ドット表示可能な7型タッチパネルを備えた、Android 2.2(発表時は2.1)のタブレット端末。ECでは、PCと携帯電話の中間に位置する「クラウドコミュニケーター」として位置付け、企業向けに提供している。

 現在販売しているLifeTouchでは、スタイラスペンなどで液晶画面への手書き文字入力ができ、またお年寄りや子どもにも押しやすい、抵抗膜方式のタッチパネルを採用しているが、今回は、顧客ニーズの広がりに対応するため、静電タッチパネル搭載モデルを製品化した。

 静電タッチパネルでは、ピンチアウト・イン操作など直感的に地図や画像を拡大・縮小したり、軽い感覚でのタッチ、ドラッグ、フリック操作を行えたりする点が特徴。抵抗膜方式の従来モデルと合わせてラインアップすることで、多様なニーズに対応するとした。

 なお静電タッチパネルモデルは、ケイ・オプティコムが推進している宅内サービス事業「eoスマートリンク」の実現に向けた試験サービス用端末の1つとして、すでに採用されているとのこと。

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