日本ユニシスが震災支援、USB認証型リモートアクセスツールを無償提供


 日本ユニシス株式会社は28日、震災や計画停電の影響で通勤困難者がいる企業・団体向けに、リモートアクセスツール「SASTIKサービス」を6月末まで無償提供すると発表した。

 SASTIKサービスは、USB型認証キーを使用したリモートアクセスツール。自宅などのPCに認証キーを挿入するだけで、社内メールシステムへセキュアに接続できる。キーを抜けば利用したPCには何の証跡も残さずに自動でログオフできるため、セキュリティ上の心配も少ない。

 対応アプリケーションは、Microsoft Exchange Server 2003/2007(Outlook Web Access)、サイボウズ、INSUITE、Gmail(エンタープライズ版・アカデミック版)。

 今回、震災や計画停電の影響で通勤が困難な社員・職員がいる企業・団体に、6月末まで無償提供する。受付期間は3月28日から4月末日まで。提供方法は500本単位での即時出荷となり、緊急性を要する企業を最優先とする方針。

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(川島 弘之)
2011/3/28 16:32