NEC、Xeon 5600番台の最新モデルを搭載したx86サーバー8機種


新機種の1つである2Uラック型「Express5800/R120b-2」

 日本電気株式会社は15日、x86サーバー「Express5800シリーズ」のラインアップに、インテルの最新Xeonを搭載した8機種を追加すると発表した。

 データセンター市場のニーズに応えるDataCenterLineでは、2Uラック型「Express5800/R120b-2」、1Uラック型「Express5800/R120b-1」「Express5800/E120b-1」、ブレードサーバー「Express5800/B120b-h」「Express5800/B120b」を提供。作業エリアやオフィスなどの現場設置ニーズに応える「DataStationLine」では、タワー型の「Express5800/T120b-M」「Express5800/T120b-E」「Express5800/GT120b」を提供する。

 新モデルはすべて、インテルから発表された最新のXeon 5600番台を搭載可能にしたことで、処理性能を最大20%向上。また、従来機器の消費電力の上限を設定する独自の電力制御機能や、機器の内部設計を見直した最適なエアフロ―構造を、従来製品に引き続いて採用し、全機種で省電力化および低騒音化を実現しているという。

 加えて、リモートアップデートによって機器の運用・管理工数を削減できる、修正モジュール自動通知・適用ツール「ExpressUpdate」も搭載している。

 なおNECでは今後、アジア太陽用地域をはじめ、北米や欧州などにも、これらの製品を順次展開していく計画だ。

関連情報
(石井 一志)
2011/2/15 18:06