NTTドコモ、スマートフォン向けのクラウド型グループウェア


サービズ概要図

 NTTドコモは18日、法人向けにスマートフォンで利用できるクラウド型グループウェアサービスを開発したと発表した。4月の提供開始を目指す。

 同サービスは、Androidスマートフォンやiモード端末で利用できるクラウド型グループウェア。メール、スケジューラー、ドキュメント共有、営業日報、住所録、ToDo、伝言メモの機能が利用できる。メール容量拡張、ストレージ容量拡張、メールの独自ドメイン取得代行なども有償オプションとして提供する。

 初期コストが不要で1IDから導入できるため、中堅・中小企業にも利用しやすいサービスとして訴求する。

 サービスの開発には、NTTデータイントラマートのシステム共通基盤「intra-mart」を利用。同基盤は多種多様な業務アプリケーションと連携が可能で、NTTドコモでは今後、グループウェアサービスの機能強化とともに、さまざまな企業向けアプリケーションの拡充を図る考え。

 対応機種は、Xperia、GALAXY S、GALAXY Tab、iモードブラウザ2.0以降のケータイ。これ以外のスマートフォンにも順次対応する予定。iモード端末からの利用は7月から可能となる。PCにも対応するが、対応OS・Webブラウザは検討中。また、インターネットへの接続はFOMA、Xiのほか、固定回線などが利用可能とのこと。

 価格は、初期費用が無料、月額利用料が525円/ID。

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(川島 弘之)
2011/1/18 16:43