ジュニパーのEXシリーズとMXシリーズが、慶應大の湘南藤沢キャンパスで採用される


 ジュニパーネットワークス株式会社(以下、ジュニパー)は24日、スイッチ製品「EXシリーズ」とEthernetサービスルータ「MXシリーズ」が、慶應義塾大学に採用され、10月より稼働を開始したと発表した。同大学湘南藤沢キャンパス(以下、SFC)の教育研究を支えるキャンパスネットワークシステム(以下、SFC-CNS)の一部で利用されている。

 SFCでは今回、サーバー増加に対応するためのポート増設などを目的に、SFC-CNSを構成するネットワーク機器の一部刷新をしたが、その中で、サーバー収容スイッチに「EX8200」を、また、上流ネットワーク接続用ルータに「MX80」を、それぞれ選定した。

 EX8200が選定されたのは、増え続けるサーバーによってポートの増設が急務であったSFC-CNSの要件を満たしたため。一方のMX80は、キャリアクラスの機能を備えながらも費用対効果の高い点が評価されたとのこと。

 さらに、同社のルータ製品、スイッチ製品などで採用されているモジュラーOS「Junos OS」が多方面で導入されている実績も、ジュニパー製品が採用された理由の1つとしている。

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(石井 一志)
2010/12/24 16:00