Symantec Backup ExecがvCenterと連携、VMのバックアップ状況を可視化


 株式会社シマンテックは17日、「Symantec Backup Exec 2010」のユーザー向けに、「VMware vCenter Server(以下、vCenter)」に対応した管理プラグイン「Symantec Backup Exec Management Plug-in for VMware」を発表した。VMware環境下でのバックアップ管理を簡素化する。提供開始は2011年初旬の予定。「Backup Exec VMware Virtual Infrastructure エージェント」を使用している企業は無料で利用できる。

 同プラグインは、VMware vSphere Client上で、仮想マシンを包括的に表示し、そのバックアップの詳細を可視化するもの。すべての仮想マシンについて「最後に実行されたバックアップと次回予定されているバックアップ」「バックアップの種類(完全、増分、差分)とジョブ名」「バックアップのジョブログにある特定情報」「保護されていない仮想マシンのようなリスク」が表示される。

 Symantec Backup Exec 2010は、物理サーバー・仮想サーバーの保護、ディスクやテープの管理、マシン全体や個々のファイルのバックアップ、アプリケーションやデータベースのオンラインバックアップとリストアを実現するバックアップ・リカバリソフト。個々のファイル、フォルダ、アプリケーションデータを単一のバックアップイメージから素早くリストアできる「GRT(Granular Recovery Technology)」などを特長としている。

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