日商エレ、ジュニパーのサービスゲートウェイ「SRX220/1400」を販売開始


SRX1400

 日商エレクトロニクス株式会社(以下、日商エレ)は9日、ジュニパーネットワークス株式会社(以下、ジュニパー)のサービスゲートウェイ「SRXシリーズ」のうち、小規模拠点向けの「SRX220」と、小中規模データセンター向けの「SRX1400」を、同日より販売開始すると発表した。

 SRXシリーズは、ジュニパーのルータにも採用されているOS「Junos」をベースに、企業やサービスプロバイダのネットワークに不可欠な、接続、セキュリティ、管理の各機能を統合したサービスゲートウェイ。セキュリティ機能は、ファイアウォール、IPsec VPN、IPS、スパム対策、ウイルス対策、Webフィルタリングなどを搭載することができる。

 今回、日商エレが提供するSRX220は、1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T×8ポートを標準搭載するほか、モジュールによってSFP×2ポートを追加搭載できる、小規模向けの製品。最大950Mbpsのファイアウォール性能、および100MbpsのVPN性能を実現し、各種UTM機能をサポートしている。

 一方のSRX1400は、3Uサイズの筐体で提供される、ハイエンドモデルの下位に位置する製品。基本構成として、Gigabit Ethernet(GbE)×12ポート標準搭載タイプと、GbE×9ポートおよび10GbE×3ポート標準搭載タイプの2種類がリリースされ、最大10Gbpsのファイアウォール性能、最大2GbpsのIPS/VPN性能を搭載することができる。

 日商エレでは、従来取り扱っていたローエンドモデル「SRX100/210/240/650」にSRX220を、ハイエンドモデル「SRX3400/3600/5600/5800」にSRX1400を追加し、顧客からの要望に幅広く対応したい考えである。

 なお日商エレでは、技術サービスセンター「NETFrontier Center」において、製品や技術の知識のみならず、「Junos OS」に関する知識を取得できる独自の「SRXシリーズ」無償ハンズオントレーニングを毎月開催しているとのこと。

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