日本オラクル、創立25周年記念式典~社員犬キャンディも出席


日本オラクル代表執行役社長兼CEOの遠藤隆雄氏と社員犬キャンディ

 日本オラクル株式会社は12月1日、創立25周年記念式典を開催した。日本オラクルは10月15日に創立25周年を迎え、これを記念して、日本オラクルの歴史を刻んだ壁画「Oracle Japan History Wall ~Celebrating the 25th Anniversary~」の除幕式を行った。

 日本オラクルの代表執行役社長兼CEOの遠藤隆雄氏は、「何か残るものにしたいと考えた」と25周年記念に壁画を作成した理由を述べた。壁画は、前面ガラスに日本オラクルの歴史、後面パネルにはオラクル・コーポレーションの製品を中心とした技術革新の歴史が記されている。

 遠藤氏は、25年間にIT業界が大きな発展を遂げる中で、オラクルの技術や製品もその発展に寄与してきたが、「外資系の日本企業はコーポレーション(本社)への発信力が弱いと言われる中で、日本オラクルは日本での業績だけでなく、日本発の取り組みが本社でも採用されるなど、グローバル展開にも寄与してきた」とコメント。

 日本発の取り組みの例として、日本のデータベース技術者認定制度として開始した「ORACLE MASTER」がグローバルで展開されたことや、米国サンフランシスコで毎年開催される「Oracle Open World」も日本で開始したことを紹介した。また、記念式典に出席した社員犬も、日本独自の試みとして1991年に開始し、約20年間続き、現在のキャンディは4代目となる。

 25年前にデータベースのベンチャー企業としてスタートした日本オラクルも、米本社による65社以上の買収により現在は総合IT企業に成長。今後、日本企業とともに新しい四半世紀に前向きに進んでいきたいとした。

 


壁画の除幕式。記者会見会場に連れ出されたばかりでまだ落ち着かないキャンディ

報道陣の目もキャンディの方に集中しがち

 

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