ウイングアーク、帳票基盤導入やバージョンアップを支援する「SVFサービス」


 ウイングアーク テクノロジーズ株式会社(以下、ウイングアーク)は30日、帳票基盤ソリューション「Super Visual Formade(SVF)」の新規導入やマイグレーション移行サービスなどを提供する「SVFサービス」を発表した。1万6000社への帳票システムの導入実績を持つ、ウイングアークのノウハウを活用したサービスで、12月1日より提供を開始する。

 SVFサービスは、複雑化する帳票システムに対する要望や業務用件に対して、柔軟なシステム構築支援を行うもの。SVFおよび帳票運用管理ツール「Report Director Enterprise」による帳票運用基盤の新規インストール、バージョンアップに際し、円滑な導入支援を提供する。

 具体的には、出力環境のアセスメントや現状分析を支援する「コンサルティングサービス」、製品の標準インストール作業を行う「インストールサービス」、SVFによる印刷基盤構築を支援する「新規導入サービス」、バージョンアップに伴って発生する新環境構築やフォーム移行の支援サービス「バージョンアップ関連サービス」、「フォーム作成関連サービス」、「本稼動後診断サービス」などをラインアップした。

 価格は、コンサルティングサービスが30万円(税別)から、インストールサービスが20万円(同)から、バージョンアップ関連サービスが50万円(同)から、フォーム作成関連サービスが個別見積もり、本稼動後診断サービスのうち「Report Director Enterprise安定運用診断サービス」が58万円(同)から。

 新規導入サービスについては各段階に分かれており、「システム利用方式検討支援」が180万円(税別)から、「データ設計ガイダンス支援」が100万円(同)から、「帳票フォーム設計ガイダンス支援」が100万円(同)から、「サンプルフォーム作成支援」が個別見積もり、「SVFスタートアップサービス」が60万円(同)から、「帳票システムパフォーマンス検証支援」が150万円(同)から、「帳票システムの運用設計に関する支援」が110万円(同)から、となっている。

 なお、現在C版実行部を利用中のユーザー企業に対するキャンペーンも実行する。SVF設計部で設計した「frmファイル」を、SVFX-Designerの「xmlファイル」へフォーム移行する際のチェックポイントについて、簡易診断を無償提供するとのこと。期間は2011年5月末までで、先着100社を対象とする。

関連情報
(石井 一志)
2010/11/30 14:13