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NTTテクノクロス、クラウド利用者の行動を可視化してセキュリティを向上させる「TrustBind/Cloud Daemon」
2017年10月12日 15:55
NTTテクノクロス株式会社は12日、クラウドセキュリティソリューション「TrustBindシリーズ」のラインアップに、クラウド利用者の行動をリアルタイムで可視化し、情報持ち出しを防ぐ「TrustBind/Cloud Daemon」を追加すると発表した。同日より販売を開始する。
TrustBind/Cloud Daemonは、情報持ち出しにつながるようなクラウド利用者の行動をリアルタイムで可視化し、セキュリティを向上させるソリューション。
クラウドサービス利用者が、大量ファイルのアップロードやダウンロードといった不適切な行動をした場合は、それを検知し、管理者へのメール通知、アクセスの自動遮断などのアクションを実行できる。また、任意の利用者に対するアクセスログを抽出し、利用者単位で行動を可視化することも可能とした。
クラウドサービスは、Office 365、Box、Salesforceの各サービスに標準対応しており、今後も順次拡張予定。別途インテグレーションすることによって、IaaS上に構築されたシステムや独自サービスにも対応可能という。
なお、社内ネットワーク以外からのアクセスについては、このサービスを経由してアクセスするように経路を変更すれば対応可能。アクセシビリティやモビリティといったクラウド、モバイルの利点を損なわずに、不正アクセスへの対処を行えるとしている。
価格は、IDあたり月額500円で、最低300IDから利用できる。