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アシスト、AWS/AzureのHadoop環境に対応した「Paxata」新バージョンを販売開始

 株式会社アシストは2日、日本国内で総販売代理店を務める米Paxataのデータプレパレーションプラットフォーム「Paxata」について、新バージョンとなるバージョン2.19の販売を開始した。

 Paxataは、分析や機械学習に必要となるデータを、スプレッドシート上のGUI操作だけで簡単に準備できるプラットフォーム。ビジネス部門のユーザーがデータをセルフサービスで作成でき、センサーデータやウェブのログなどのマシンデータをはじめ、社内データとオープンデータやソーシャルデータなどを融合したデータ活用を推進できる。

 従来のバージョンでは、データライブラリにHadoop Distributionによって構築されたHDFS(Hadoop Distributed File System)環境が必要となっていたが、新バージョンではAmazon Web Services(AWS)およびMicrosoft Azureによって提供されるHadoopサービス(PaaS)がサポート環境として追加された。対応環境は、Amazon S3 on EMR 5.4 with Spark 2.1.0(YARN only)、Microsoft Azure Blob Storage on HDInsight 3.6 with Spark 2.1.0(YARN only)。

 これにより、Paxataの稼働に必要な環境を素早く用意でき、Hadoop/Sparkのテクノロジーに詳しい技術者の確保や、ハードウェアのサイジングや調達、継続的な運用負荷やコスト増などの問題を回避できるとしている。