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MetaMoJi、現場業務向けデジタルノートアプリ「GEMBA Note for Business」のSalesforce対応版を発表

 株式会社MetaMoJiは21日、現場業務向けデジタルノートアプリの法人向け製品「GEMBA Note for Business」について、Salesforce対応版を提供すると発表した。

 GEMBA Note for Businessは、現場での使用を想定したデジタルノートアプリ「GEMBA Note」を、法人向けに強化した製品。業務テンプレートや帳票、データなどをチーム内で簡単に共有できる機能や、リアルタイム情報共有機能などを備える。

 Salesforce対応版は、Salesforce内に蓄積されたデータを取り込んでの帳票の作成や、GEMBA Noteに書かれた内容をSalesforceに書き出す機能を装備。書き出されたノートのページへのリンクも自動生成されるため、利用者はSalesforceとGEMBA Noteの間の情報のやりとりをシームレスに行うことができる。

 GEMBA Noteはオフライン時でも利用できるため、あらかじめ情報をSalesforceから読み込んで帳票を作成しており、ネットワークにつながらないオフラインの状態で記録表を作成、帰社してからまとめてアップロードといった使い方もできる。

 また、GEMBA Noteには、写真、動画、音声をページ内に張り込んで編集する機能があるため、営業情報のコアな定型情報はSalesforceで管理し、紙のノートに記録されている非定型の情報は該当ページをSalesforce内のリンクで登録することで、SalesforceとGEMBA Note間のシームレスな連携が可能になるとしている。

 Salesforce対応版は、8月に発表した上位版「GEMBA Note for Business Enterprise Edition」の上で構築され、SalesforceのAppExchange上で連携モジュールが提供される予定。出荷開始は、iOS版が2017年12月、Windows版が2018年3月の予定。運用環境は顧客ごとに柔軟に構築することが可能で、1ユーザーあたりの月間利用料は5000円を予定する。

 また、GEMBA Note for BusinessのSalesforce対応版については、9月26日~27日にザ・プリンスパークタワー東京で開催される「Salesforce World Tour Tokyo 2017」に参考出品される。