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Suicaの利用履歴データを自動取り込み――、日清食品HDが経費精算支援サービスを提供

 日清食品ホールディングス株式会社(以下、日清食品HD)と東日本旅客鉄道株式会社(以下、JR東日本)は8日、Suicaの利用履歴データ(以下、Suicaデータ)を活用する経費精算サービスを共同開発し、提供を本格的に開始したと発表した。

 このサービスは、社員が利用したSuicaデータを自動的に取り込み、企業の経費精算システムに登録できるようにするもの。ユーザー企業は、従業員から同意を得た上で、経費精算に利用するSuicaの固有番号を日清食品HDのデータ送受信システムに登録すると、固有番号に基づくSuicaデータを同システムから入手できるようになる。

 これにより、日付・乗車区間・金額といった利用実績情報が経費精算システムに自動入力されるため、従業員が行っている入力業務の負担が軽減され、経費精算作業が効率化できる。一方で企業側にとっても、利用実績が自動的に反映される仕組みにより、データの入力ミスや申請漏れを防止でき、経費使用の透明性や正確性が確保されるので、コンプライアンスが向上するといったメリットがあるという。

 サービス提供にあたっては、日清食品HDはセキュリティを担保したデータ送受信システムを用意し、ユーザー企業との間で安全に情報を受け渡しできるようにする。さらに日清食品HDは、グループ会社にもこのサービスを展開しているため、サービスの導入ノウハウに基づき、Suicaデータの利用方法や経費精算システムへの連携方法など、経費精算における運用面をサポートするとした。

 すでに2017年5月からはキユーピー株式会社に導入され、本格的な運用が開始されているとのこと。今後は、ほかの顧客企業にもサービス展開を拡大することで、企業の働き方改革に貢献するとしている。