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NTT西日本、オフィスのセキュリティ対策を一元的にサポートする「Bizひかりクラウド セキュリティ」「セキュリティおまかせプラン」

 西日本電信電話株式会社(以下、NTT西日本)は1日、オフィスのICT環境についてセキュリティ対策から運用までを一元的にサポートする新たなセキュリティサービス「Bizひかりクラウド セキュリティ」の提供を開始した。

 Bizひかりクラウド セキュリティは、セキュリティ多層防御に加え、専門家による24時間365日の運用監視といったより高度なニーズに対応したセキュリティ対策をクラウドサービス化し、顧客の要望に応じてカスタマイズして提供する。

 エンドポイント対策では、仮想化技術により基幹業務とインターネット環境を分離することで、機密情報などを取り扱う基幹業務のマルウェア感染リスクを軽減。
ゲートウェイ対策では、既知の脅威対策に加え、ふるまい検知を行うことにより未知の脅威への対策をサポートする。

 運用監視では、セキュリティ専門家が24時間365日、ネットワークやクラウド、オンプレミスの統合的な監視オペレーションを提供する「MC-SOC」を活用することで、顧客のシステム運用管理負担を軽減。グローバルな脅威情報の収集により早期の事象解析を実現する。また、遠隔での運用監視に加え、オンサイト対応が必要な場合には、西日本エリア(富山県、岐阜県、静岡県以西の30府県)約200カ所のサポート拠点から現地駆け付けを実施する。

 Bizひかりクラウド セキュリティのサービスラインアップと価格(税別)は、エンドポイント対策のアプリケーション仮想化が初期費用30万円から、月額料金が1ユーザー1980円から、デスクトップ仮想化が初期費用個別見積もり、月額料金が1ユーザー4900円から。ゲートウェイ対策のUTMパックが初期費用個別見積もり、月額2万1000円から、メールサンドボックスが初期費用5万円から、月額2万5000円から。運用監視は個別見積もり。

 また、社内のセキュリティ対策をすべてアウトソーシングしたいと考える、主に中堅・中小企業の顧客向けには、セキュリティ対策に加えて、防御から運用監視・対処までのトータルサポートを提供する「セキュリティおまかせプラン」を、10月2日(予定)から提供する。

 汎用的なセキュリティ対策サービスをパッケージ化することで、導入しやすい価格で提供。オフィス機器の操作方法やセキュリティ設定、トラブル対応など、オフィス環境における困りごとを電話やリモートでサポートする「オフィスネットおまかせサポートサービス」で培った幅広い対応を実現し、オンサイト対応が必要な場合は西日本エリア約200カ所のサポート拠点から現地駆け付けを実施する。

 セキュリティおまかせプランのサービスラインアップと価格(税別)は、運用監視およびゲートウェイ対策の基本メニュー(ゲートウェイセキュリティ装置+運用監視・オンサイト対応)が初期費用1万4500円、月額1万3000円。エンドポイント対策(ソフトウェア)が1台につき月額500円。