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NEC、日本マイクロソフトとの協業によりWindows 10対応のPC運用サービスを提供

 日本電気株式会社(以下、NEC)は2日、日本マイクロソフト株式会社と協力し、Windows 10を搭載したPCの調達、キッティング、導入から、故障時の代替機交換、返却(廃棄)までのライフサイクルに対応するPC運用サービス「スマートクライアント標準PCサービスG2」の提供を開始した。

 サービスは、NECグループのPC約12万台における8年間の運用により蓄積されたノウハウをもとに、BPOサービス化したPC運用サービス「スマートクライアント標準PCサービス」を、Windows 10向けに対応したもの。

 日本マイクロソフトの協力のもと、Windows 10におけるOS環境設定や導入展開手法など、運用において必要性が高く、専門的な知識を必要とする工程を両社共同で選定。汎用的な運用パターンとして提供することで、顧客それぞれの環境に適したPC運用サービスを実現したとしている。

 運用テンプレートの採用に加え、Windows 10の運用を標準プロセスとして提供。標準化された手続きに基づいて作業をすることで、PC運用の効率化と、NECからの定期的な情報提供によりPCのアップデート、資産情報や利用期間などの一元管理が可能。さらに、PC管理のためのマイクロソフトの各種ソリューション(Active Directory、Windows Server Update Services、Microsoft System Center Configuration Managerなど)を活用することで、柔軟なアップデート更新やアップデート後の現地作業の省力化が可能としている。