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マクニカネットワークス、シンガポールのNetpoleonを子会社化、セキュリティ事業を東南アジアに拡大

 マクニカネットワークス株式会社は1日、シンガポールのNetpoleon Solutions(以下、Netpoleon)の株式56.5%を取得し、子会社化したと発表した。

 今回、マクニカネットワークスが株式を取得したNetpoleonは、本社のあるシンガポールを中心に、東南アジア7カ国(インドネシア、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム)に9つのオフィスを持つ、社員数258人の企業。2016年12月期の売上は7140万米ドルで、その大部分をサイバーセキュリティソリューションが占めており、複数のグローバルシステムインテグレーターを販売パートナーに、金融業界、通信業界、政府系組織などを中心とした顧客基盤を構築している。

 マクニカネットワークスでは、Netpoleonの主要株主として、マクニカネットワークスが持つ幅広い仕入先ネットワークを活かし、Netpoleonにおける取り扱い商材の拡大を支援するとともに、日本市場に提供している高度な独自の技術サービスをNetpoleonと共有することで、Netpoleonが従来以上に高度な技術サービスを東南アジア市場に提供できるようにする。

 また、これらの相乗効果により、マクニカネットワークスはNetpoleo社とともに、日本およびアジアの代表的なVAD(Value Added Distributor)として、セキュリティ事業の業績拡大を目指すとしている。