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Skeed、高速ファイル転送ソリューション主要製品の機能を強化

 株式会社Skeedは1日、高速ファイル転送ソリューションの機能強化を実施すると発表した。

 Skeedでは、長距離通信や回線品質の劣化に伴って伝搬遅延を来すTCPの弱点を克服するため、動的帯域制御機能を持つ独自のファイル転送プロトコルSkeedSilverBulletProtocolを利用し、大容量ファイルでも高速に転送可能な高速ファイル転送ソリューションを提供している。

 同社は7月25日に、その高速ファイル転送ソリューションの製品ラインアップを整理し、8月1日より提供すると発表しているが、今回は、その機能強化を順次行うことが発表された。

 まず、インターネット回線を利用して遠隔地とファイルを同期するファイルレプリケーションソフト「SkeedSync」において、管理機能を強化。「同期開始時」「同期完了時」「エラー発生時」それぞれのタイミングで、任意のあて先にメール通知を行えるようにしている。提供開始は8月1日から。

 またファイル転送ソフト「SkeedSilverBullet」では、送信対象データの暗号化に利用するAESアルゴリズムの強化を実施し、デフォルトの128ビットに加えて192ビット、256ビットの暗号強度をサポートする。提供開始日は9月1日。

 このほか、ファイル送達ソフト「SkeedFileMessenger」のWebモード(HTTP転送モード)で、容量上限を従来の4GBへ8GBに拡大する。こちらも提供開始日は9月1日。