JBサービスとNRA、リモートアクセスやWebの認証を強化する「どこでもつなゲート」

　JBグループのJBサービス株式会社と日本RA株式会社（以下、NRA）は25日、JBグループの統合セキュリティ運用サービス「OPTi Secure」にNRA-PKIクライアント証明書を組み込み、リモートアクセスやWebの認証を強化するソリューション「OPTi Secure：どこでもつなゲート」（以下、どこでもつなゲート）として提供すると発表した。

　「どこでもつなゲート」は、ファイアウォールの認証機能を強化したセキュリティ運用サービス。バラクーダネットワークスの次世代ファイアウォール「Barracuda NextGen Firewall」、およびWAF製品「Barracuda Web Application Firewall」を活用し、月額型の運用サービスとして提供する。

　具体的には、これらのファイアウォールに、NRAがSaaS型で提供するNRA-KPIクライアント証明書を組み込み、機器のレンタルから、認証機能（証明書）、証明書を含めた日々の運用・保守まで、すべてをセットにして提供するという。

　クライアント証明書を利用することで、外出先からの社内へのアクセスに対し、アクセスを許可されたデバイスのみ接続を許可できるようになるので、なりすましによるアクセスや不正な侵入を防止可能。なお、NRA-PKIクライアント証明書はアクセスを許可したユーザーの端末にネットワークを通じて配布・インストールされるため、利用者は紛失時のリスクを軽減できるとしている。