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日本IBM、本社内にWorkdayコンピテンスセンターを開設

両社の専門家が日本企業の人事業務を支援

 日本アイ・ビー・エム株式会社(以下、日本IBM)と米Workdayは19日、日本IBMが本社内に「Workdayコンピテンスセンター」を開設したと発表した。日本IBMのWorkday認定コンサルタントとWorkdayの営業担当および技術担当が、両社共通の顧客に対してサービスを提供するという。

 Workdayが提供している人事管理ソリューションのWorkday HCMは、人事情報管理、組織管理、職務定義、評価基準といったコア人事業務のプロセスとマスターデータを統合し、グローバルレベルで一貫性を保つことが可能。日本IBMでは、Workdayを人事管理システムにおける推奨パートナーとして位置付けており、今回のパートナーシップにより、顧客に対するさらなる価値の提供を目指すという。

 なお、IBM自身もWorkdayのユーザーとして、日本を含む全社でWorkdayを導入している。今回のWorkdayコンピテンスセンターの設立も、こうした経験をもとにしており、顧客は同センターを活用することにより、ソリューション開発や日本固有の人事業務への対応などに関して、アドバイスを受けられるようになるとしている。