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SIGFOXを利用してLINEへプッシュ通知を行えるサービス「SIGLINES」

 株式会社ブレイブテクノロジーは13日、京セラコミュニケーションシステム株式会社(KCCS)が提供するIoTネットワーク「SIGFOX」を利用し、LINEへのプッシュ通知を可能にするサービス「SIGLINES」を発表した。

 SIGFOXは、年額100円程度からの低価格、電池で数年稼働できる低消費電力、長距離伝送を特長とするIoTネットワーク。LPWA(Low Power、Wide Area)ネットワークとして欧米を中心に31か国で展開されており、国内では免許不要な920MHz帯域を利用している。

 SIGLINESでは、SIGFOXのAPI情報と各種通知をLINEで受信できる「LINE Notify」のアクセストークンを登録するだけで、簡単にLINEへプッシュ通知を送ることが可能。LINE Messaging APIやLINEビジネスコネクトにも対応できるとしている。

 なお、SIGFOXがアップロード可能な12バイト(96ビット)のうち3ビットをメッセージの振り分けエリアとして利用するので、最大8種のメッセージをLINEのプッシュ通知として送信可能。

 例えば、センサーから取得した情報をもとに暑さ指数(WBGT)に応じたメッセージを登録ユーザーへ送る、といった用途では、以下のようなプッシュ通知を送れるとした。

メッセージ
000ほぼ安全です(適宜水分補給をしましょう)
001注意してください(積極的に水分補給をしましょう)
010警戒してください(積極的に休息してください)
011厳重に警戒してださい(激しい運動は中止してください)
100運動は原則中止です