ニュース

テクマトリックスとインターコム、FAXを有効活用するコンタクトセンター向けソリューション

 テクマトリックス株式会社と株式会社インターコムは12日、テクマトリックスのコンタクトセンターCRMシステム「FastHelp5」と、インターコムのFAXシステム「まいと~く Center Hybrid」(以下、まいと~く)の連携ソリューションを提供すると発表した。コンタクトセンターにおいて、電話・メールにFAXを加えたすべての顧客サービスチャネルを一元管理できるという。

 両社によれば、中小企業を取引先に持つ製造業のコンタクトセンターでは、受発注書などの帳票のやり取りに、依然としてFAXを利用しているほか、金融・保険業のコンタクトセンターでは、信用書類などで手書き文書を使用しており、販売代理店とのやり取りにFAXを使用した方が都合がよい場合もあるとのこと。

 そこで両社では、互いの製品を連携させることで、FAXニーズのあるコンタクトセンター向けにソリューションを提供することにした。このソリューションでは、顧客や取引先と送受信するFAXをまいと~くで電子化・ペーパーレス化し、FAXイメージや送受信履歴を電子データとしてFastHelp5で一元管理する仕組みを提供する。

 両製品の間では、FAXイメージをメールの添付ファイルとして送受信して連携を実現しているため、特別な開発や難しい設定作業は必要なく、短期間でシステム構築が可能とした。