テクマトリックス、AIと有人を組み合わせた顧客サービスソリューションを提供開始

　テクマトリックス株式会社は22日、CRMシステム「FastHelp5」と、株式会社BEDOREが提供するAI対話エンジン「BEDORE」を連携したAI顧客サービスソリューションの提供を開始した。

　BEDOREは、人工知能（自然言語処理技術）を搭載し、LINEやウェブチャット、メールなどさまざまなシーンで利用が可能。これまで人手で行われていた接客やコンタクトセンター、FAQ対応などの自動化／半自動化を実現する。

　FastHelp5は、テクマトリックスの経験やノウハウ、技術をつぎ込んだ新世代のコンタクトセンター向けCRMシステム。オペレーターの有人によるチャットサポート機能に加え、顧客情報・マルチチャネルによる問い合わせ情報の管理、業務効率を向上する回答支援機能、多角的なアラート機能などの標準機能を搭載。小規模から大規模まで、幅広い規模のコンタクトセンターに対応できる拡張性と可用性を備える。

　連携ソリューションは、企業のウェブサイトの問い合わせ対応などに活用することで、顧客の自己解決を向上させ、顧客満足を高めるとともに、コスト削減に寄与。LINEを活用した法人向けカスタマーサポートサービス「LINE Customer Connect」と連携することで、LINEチャットによる顧客からの問い合わせに対して、AIによる自動応答（AI/BOT）と有人対応（オペレータ）をスムーズに切り替えられる。