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JPNE、仮想デスクトップサービス「DokoS」を提供

 日本ネットワークイネイブラー株式会社(以下、JPNE)は3日、仮想デスクトップサービス「DokoS」の申し込み受付を開始した。提供開始は7月上旬。

 「DokoS」は、クラウド上に設置された仮想PCをユーザーごとに割り当て、ユーザーが仮想PCのデスクトップ画面に接続することで、従来のPCと同様に利用できる仮想デスクトップ(VDI)サービス。

 ユーザーは自宅や移動先などどこからでも仮想PCにアクセスでき、PCのほかタブレット端末の利用も可能。データは仮想PCのみに保存され、アクセス端末には残さないため、端末の盗難や紛失などによる情報漏えいを防止する。

 仮想PCは、コントロールパネルにより一元管理が可能。管理者は、従業員ごとのID、パスワード管理や、OSやソフトウェアのバージョンアップ、セキュリティパッチ対応も一元的に実施できる。導入・運用のコストを安価に抑えられ、個人事業主や中小企業、大学のゼミ・研究所、大企業でのプロジェクトなど、数人から数十人単位でも低コストで利用できるとしている。

 サービスの料金(税別)は、初期費用が6万円、基本利用料(共有ディスク250GB)が月額1万9500円、仮想PC(プラン1:CPU2コア、メモリ1GB)が1台につき月額2950円など。追加ストレージ、Microsoft Office、バックアップなどのオプションも用意される。